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Yo La Tengo – I Can Hear The Heart Beating As One

よらてんご – あいきゃんひあざはーとびーてぃんあずわん。
長いが「I Can Hear」だけでも通じると思う。

一応スピッツのサイトなのでスピッツともある程度つながりがある音楽を紹介してみようと思う。というかスピッツファン向けに紹介していく。

このYo La Tengoというバンドはシューゲイザー要素がありつつも割りと理解しやすい(ポップな)バンドというところだ。
ポップさがなくなると俺は聴けないので…この人たちすごくいいと思う。
シューゲイザーというのはスピッツでいうところの「プール」、「惑星のかけら」、最近だと「新月」などで、ギターを中心に幻想的な効果を狙うジャンル。
スピッツが大昔に目指していた「ライド歌謡」、ネットで過去のインタビュー探ったりした人は聞いたことがあると思うが、このライドというのもシューゲイザーの超有名どころのRideというバンド。
本当にシューゲイザー要素が強くなりすぎると歌詞もないノイズ音楽みたいになったりするのだが、スピッツはあくまでシンプルなロックや歌謡曲の上にシューゲイザーを乗せることを選んだ。
結果としてあの「プール」が完成に至った。
話はこの辺にして(のちのちちゃんと独立した記事を書きたい)、今回のアルバムを紹介する。

I Can Hear The Heart Beating As One

Yo La Tengoは他のバンドの焼きましに近かったがこの直前の2作で急激に完成度を増し、注目されかけたときにこの「I Can Hear」を出せたことでバカ売れした。なんかスピッツが「ハチミツ」に至るまでに似てる。このアルバムは「ハチミツ」だ。

Sugarcube

アルバムがハチミツならこの曲はロビンソン。曲調は似てないが立ち位置がね(笑)タイトルはそのまんま角砂糖。歌詞も直球。

Stockholm Syndrome

こっちはさしずめ愛のことばだろうか。裏タイトル曲みたいな感じ。

Deeper Into Movies

ギターを聴く曲。だいぶシューゲイザー成分あるんじゃないですかね。ただしあくまでポップに。

Yo La TengoなんかCD高騰してるけど中古かレンタルか(あるのか?)AppleMusicかGooglePlayMusicで入手して聴いてほしい。

スピッツ 小さな生き物BD レビュー

  • ライブっぽい音圧がある
    これは例えば「放浪~」のDVDのけもの道のギターしょぼくね?とか、さざなみOTRの音圧すごいのはいいけど雑すぎて音潰れてね?とかそういう音的な問題はない。
    恋は夕暮れとかのスローな曲も音圧があるといいっすねー!ライブの音をそのままパッケージ化したという意味で今回が一番いいかも。ただし小綺麗な感じなのでちょっと音量出さないと地味かもしれない。
    テツヤのギターこの前のゴースカでもこんな音だったそうそうこのほんの少し歪みきらない感じ!とか。さざなみの頃だとグァーンって言ってるだけで音色も何もなかったからね。
    …なんでCDついてないの!!!!☆-1して☆9/5です!!!!

  • 【賛否分かれる】モノクロ部分
    ロビンソン~ランプ、りありてぃにモノクロになる処理がかけられている。個人的にはロビンソンPVを意識してるのは好きだけど、2曲続けて全編モノクロだと食傷気味に。
    正確に言えばランプは1色の照明だけフィルターで残して、残りの色を全部カットしているが、「ランプの下で」というにはあまりランプの存在感がないし、普通に暖色でまとめたらそれで済む話では?と思った。やりたいことはひしと感じるだけに勿体ない。
    りあいてぃは逆に芸コマッて感じであんまり気にならない。ただ画面がフラッシュしまくってマジで目に悪いので適度に視線を外しましょう。

  • カメラが改善
    ちょっと後ろに回り込むカメラワークが多いかな?しかしそのカメラワークも新鮮でよかったし、以前の映像作品と比べるとかなりカメラの満足度高い。フェスティバリーナもこの調子で頼む!
    あとは語り草になりつつある「おにぎり田村」「お水田村」がしっかり撮られていてよかった。「冷蔵庫田村」はまた次回。

  • MCカット
    ちょっと寂しいが全カットではない。これについては作中でも理由が触れられていますので御覧ください(笑)


公演内容自体の話。
けもの道や8823といった定番曲にもあたらしいフレーズが出現したり、ラストを飾る大宮サンセットも地味に歌詞変わってたりして大満足。
クージーそこ無理に弾かなくても良くね?って過去の映像でちょくちょくあったけど今回はなかった。
8823はマサムネのフィードバックがかなりツボだったし田村要素が多くて今回のベストだと思う。今回は全体的に高水準で、上でも触れたが小綺麗で音の喰い合いが少ない録音なので、音量をでかくすればどの楽器も聴こえてサイコーだ。
なぜ今更のレビューかというと、BD再生環境がなかったから。これがきついしどうしようもない(笑)。

さあそして次回のBDもフェスティバリーナの武道館公演ということが分かっている。あのお祭りアレンジハニーハニーをまた聴きたい。
最後の畳み掛けがすごいセトリだったからなるべくカットしないで欲しい。あと稲穂も聴きたい。